転職活動と年齢


中途採用の現場から


第二新卒とは?

一般的な情報として流布されてしまっているのが、大学卒業から3年以内は、第二新卒といわれたりしていますが、実際のところは、2年目、3年目の社会人は第二新卒とは考えず、立派な中途採用候補者であると企業(特に大企業)は考えています。あえて、第二新卒を定義するならば、社会人歴1年以内の方を対象にすることができるかもしれません。
第二新卒の概念があるのは先進国でも日本だけです。グローバルに考えるとすれば学生時代であろうと、卒業後であろうと自分の持っているキャリアをアピールしてどれだけ仕事ができるかということだと思います。

第二新卒(文系)の転職は厳しい


日本の企業が20歳代の人材に求めるもの

ポテンシャル採用という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、未経験者OKというような求人案件の場合は、ポテンシャル採用と考えてよいでしょう。ポテンシャル採用は実質、27、28歳までの人材が対象であると考えてよいでしょう。
30歳近くなると、未経験の領域に新たにチャレンジさせる企業は、かなり少ないと思われます。中小企業は別にして、特に大企業の場合は、未経験者OKで人材を採用することはまず、あり得ない採用方法です。


20歳代の転職活動は慎重に進めなければなりません。人生初めての転職活動で、情報が不足していて、企業の採用活動についての知識不足や、企業研究が間に合わなかったために、転職後に違和感を感じる職場、企業であったり、想定していた仕事ではなかったということが無いように慎重に進めるべきですなのです。転職のプロに相談したほうがよいのですが、私達の業界・人材サービス業界は、個人の希望条件や、企業についてのネガティブな情報は発信せずに、転職を積極的に盲目的に進めさせるコンサルタントが存在しているのも事実です。人材紹介会社のコンサルタントを選ぶのに、求職者の立場に立って、アドバイスをしてくれる、客観的な情報を提供し、企業の良いところ、悪いところも含めて、すべての情報を開示してくれるようなエージェントを選ぶのが賢い選択でしょう。


自分の学歴や職歴に自信を持っている方も、短期的な視点ではなく、それこそ70歳までのキャリアについて相談できるようなエージェントをパートナーとして、長期的なキャリア形成についてアドバイスを受けたり、複数のエージェントに相談すべきであると考えています。そのようなエージェントはおはずかしながら、私達の業界の中には非常に少ないかもしれませんが・・・・



30歳を超えて、キャリアを見つめなおしている方、管理職を目指している方に対して・・・

30歳以上の方は、35歳までに転職しないと求人案件が無くなってしまうのではないかと考えて、34歳までに転職してしまおうと考える方もいらっしゃいますが、決して、現実はそのようなこと、35歳以上は転職が急に難しくなることはありません。確かに35歳位を指標にして求人している企業は多く存在していますが、どこがいつから発信し始めたのか知りませんが、35歳で転職できなくなるという情報は全くのデマです。
なぜそのような情報が当たり前のような考え方になったのか・・・
人材ビジネス業界にいる人間は、それをうまく利用しようと考えているのです。
確かに求人企業は、35歳までの人材を求めているケースが多いのですが、日本社会全体が高齢化している中で、35歳までと考えていた企業が、40歳、45歳までの人材を求め始めています。
中堅社員を採用したい企業は、管理職で採用することよりも、管理職候補として採用したいという思いが強い事が、35歳までの人材を欲しい単純な理由であると思います。



40歳以上の方について・・・・

40歳以上の人材のニーズは、主に管理職経験者が中心となります。課長、部長、事業部長等の求人依頼が寄せられることも少なくありません。
企業が管理職を中途で採用したいと考えるときに、理想の管理職像とはどのような人材像となるでしょうか。それをイメージしていただけると40歳以上の方の採用ニーズも見えてくるのではないでしょうか。あえていうならば、40歳で課長以上、マネジメント能力、リーダーシップを備えていて、管理職になる前の評価は、Sクラス、社内でも高く評価されていて、実績は文句なし。管理職として、さらに評価を上げ、未経験の領域でも実績を出すことのできる人材と成長していて、将来は、部長、事業部長と順調に成長する可能性を感じさせる人材。そのような人材を企業は中途採用で求めているのではないでしょうか?そのような人材は転職市場にいるでしょうか?自社内にもいるでしょうか?結局のところ自社内にもいない人材だから外部から採用したいと思うのかもしれませんが、現実には、理想としている優秀な管理職は、ほとんど、この世には存在していないと思われるのです。
中途採用で管理職を求めている企業のハードルは高く設定されていることが多いのですが、現実的なところで、折り合いをつけて採用したいと思われる人材は、管理職としての実績を豊富に持っている方です。
いずれ経営幹部とし事業に貢献してくれるであろうと感じさせる人材を企業は求めています。
採用側の視点を意識したキャリア開発は本末転倒であるかもしれませんが、自社内でも経営者のと同じ目線で会社のあり方を考えることのできる人を企業は求めていると考えて、自らも自らのキャリアを作り上げていくことが大事なのだと思えるのです。
いつでも自信をもって自分のキャリアを公開できるような方は、年齢関わらず転職も成功すると私たちは考えています。


50歳代の転職活動について・・・

管理職経験者、専門性の高い職種、技術者の方は50歳代でも求人案件はございます。
情報はWebサイトに出ていることはなく、人材紹介会社が独自に保有して、独自に人材をサーチしています。当社も50歳代の求人依頼が寄せられますが、Webに公開して広く公募を募ってよい案件はそれほど多くはありません。採用する企業にももちろん現職の部長や課長がいらっしゃいますが、その方々よりも専門性を持っている方やマネジメント力、強いリーダーシップを発揮できる人材を外部から招へいしようとしていますので、公開して人を探すことはあまりしないのです。

役員候補の案件を一般公募するスタイルで人材を探す企業も増えていますが、
まだまだ少数派だと考えて良いでしょう。
将来(数年後)の役員候補の募集ももちろん増えています。部長、もしくは課長として
採用してはいるものの、役員としてのスキルを持っているかどうか判断しながら
採用活動しているケースも少なくありません。

話題は少しそれますが、そのような案件に応募する場合は、「管理職ができます」ということではなく、
「会社の経営の役に立てる」、「経営陣を支える事が出来る、さらに自らも経営陣となる意欲が
ある」というアピールが必要となります。
課長でサラリーマン人生を終えようと考えている人を中途採用で課長として迎える事は現実には
あまり考えられません。
課長でサラリーマン人生を終えるかもしれないけれども、自分は常に上位ポジションを目指し、
成長していきたいという人を経営者は求めています。


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